はい。じゅくちょうです。
ビッグニュースが舞い込んできました。
大阪府は大阪府立大学と大阪市立大学に2020年度から入学する学生について、大阪に住む『年収590万円未満の世帯』を対象に、授業料などを無償化すると発表しました。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20191113/GE00030396.shtml
大阪府のサイトにある
http://www.pref.osaka.lg.jp/shigaku/shigakumushouka/2019_osaka_mushoka.html
大阪府が9月に既に発表していたこの制度の拡張版という事でファイナルアンサー?
所得の少ない家庭の学費が無償・減額されるという制度は、海外では結構メジャーな制度です。
もともと国公立大学では、所得や家庭状況に応じで学費が免除になる制度はありましたが、所得要件がココまで緩和されるのは、ちょっとしたサプライズです。
ただ、1つ残念な事は
「大阪府に住んでいる人のみ」
ということですね。
過去、高知県にある
高知工科大
という公立大学がありますが、この学校2009年に公立化されました。
それまでは私立大学で理系の大学という事もあり学費も高く偏差値的にも
Fラン
と呼ばれる位の大学でしたが、
公立化により学費が下がり、
人気化し偏差値50前後の大学へと生まれ変わりました。
http://times.sanpou-s.net/special/vol24_1/
https://www.news-postseven.com/archives/20190128_855013.html
他の地方でも
公立化=授業料が安くなる
という事で偏差値がアップする事例がたくさん。
大阪府民限定とはいえ、おそらく、偏差値は相当上がるものと考えられます。
大阪府大・市立台を第一志望にしている生徒は、相当がんばらないといけませんね。
これは大学が行う制度ではなく、大阪府が行う制度。
しかも11億円程の財源。
他の県でも追随して、この制度が導入されることを期待したいと思います!